{{outline}} {{amazon B000EAV8LQ}} !!曲リスト ,No,曲名,作詞作曲,編曲 ,1,まるで孤児のように,作詞:岡本 おさみ/作曲:吉田 拓郎,青山徹 ,2,いつも見ていたヒロシマ,作詞:岡本 おさみ/作曲:吉田 拓郎,青山徹 ,3,古いメロディ,作詞:岡本 おさみ/作曲:吉田 拓郎, 吉田 拓郎 ,4,アジアの片隅で,作詞:岡本 おさみ/作曲:吉田 拓郎, 松任谷正隆 ,5,二十才のワルツ,作詞・作曲:吉田 拓郎, 青山徹/大村雅朗 ,6,いくつもの朝がまた,作詞:岡本 おさみ/作曲:吉田 拓郎,青山徹 ,7,ひとつまえ,作詞・作曲:吉田 拓郎, 青山徹 ,8,元気です,作詞・作曲:吉田 拓郎, 青山徹/大村雅朗 ,9,この歌をある人に,作詞:松本 隆/作曲:吉田 拓郎,徳武弘文 !!データ *1980年11月5日 初発売。 *「アジアの片隅で」が圧巻。 *このアルバムに入る予定だった「証明」は、シングル「元気です」のB面に収録。 *前のアルバム「シャングリラ」あたりから、拓郎はレゲエを曲に取り入れ始める。表題曲「アジアの片隅で」もレゲエの影響を感じられる。当時ラジオでも、ボブマーリーの偉大さを熱心に語っていた。 *前のアルバム「シャングリラ」の前のコンサートで「古い歌はもう歌わない」と宣言した。「シャングリラ」収録曲「Bye Bye Yesterday」には、その決意表明とも受け取れる歌詞が見られる。しかし、#3「古いメロディ」では、を公式に撤回したような形になった。拓郎が、「突き進む=未来を指向する」「振り返る=過去に囚われる」という相反する面を持っていることを如実に語るエピソードである。前作〜今作の期間は6ヶ月と短く、前言撤回は早過ぎるのではないかという意見もあった。 *アレンジャーが青山徹中心となっている。 *#4「アジアの片隅で」は武道館でのライブレコーディングであり、そのためアレンジは松任谷正隆となっている。 *レコーディングはRockwell Studio、一口坂スタジオ、サウンドスタジオとなっており、前作「シャングリラ」に引き続き、一部海外録音である。 *オルガンには「シャングリラ」のBooker.T.Jonesもクレジットされている。 *#8「元気です」は、当時CMから出現し、人気絶頂だった宮崎美子が主演するTVドラマ「元気です!」の主題歌。 *#9「この歌をある人に」のある人は、●●さんと言われている。(どなたか、ヘルプ) *オープニング#1「まるで孤児のように」で「沈んでゆく地下鉄」と表現があるが、このアルバムのトーンは全体的に暗い。#2「オレの心を いらつかせる」#3「叫びつづけ 怨み節」#4「アジアの片隅で このままずっと生きていくのかと」#5「ある時は くち果てて野に倒れる事もある」#6「重い闇を 救急車が引き裂いて」#7「あなたも一緒に 死にませんか」等。このアルバム辺りから、重い言葉を使った歌詞が多くなっていく。同時期に大ブレークを果たしたオフコース(小田和正)が「若い女の子に響く曲を意図的に書いている」とインタビューで語っているのとは対照的である。 *当時の美代子元夫人の影を直接感じさせる歌詞がないように思えるが・・・。 *1987年、夜のヒットスタジオで「アジアの片隅で」を熱唱。このような長尺の曲を当時の音楽番組でフル演奏するのは珍しい出来事であった。アルフィーがコーラスで参加。ブルーハーツが初TV登場で登場、甲本ヒロトは「ただで拓郎さん見られるなんて!」と、古館のフリに応えた。「リンダリンダ」も「アジアの片隅で」に負けず劣らず圧巻であった。 *<前後の作品>シャングリラ - アジアの片隅で - ONLY YOU 〜ince Coming ForLife〜 !!レビュー お名前が「◆◆◆◆◆」は、ずっと昔のHPにコメント頂いたものです。 *タイトル曲も鳥肌もんのすごさだけど、僕にとっては「元気です」が一番思い出に残る。受験に失敗して、そのうえ恋に破れて故郷から遠い街で一人暮らしていたころ、毎日くそったれ!と歯を食いしばっていた。まさに一人で立ちつくしていた当時の僕のテーマ曲です。「風よはこべよ・・」のとこでぐっと来て、「出会いや別れになれてはきたけれど・・」で涙がちょちょぎれて、「私も今また船出のときです・・」からこぶしを握って、負けるもんか!と。せつなさにいらだち、とがっていた僕の心をたんたんと、淡々と歌う拓郎の声がゆっくりと包みほぐしてくれた。青かったけど、もどりたい。少しだけ。◆◆◆◆◆ *「アジアの片隅で」この曲は、拓郎以外では絶対に作れない曲だろう。「元気です」なんであんなに素敵な歌詞ができるの?もちろん曲もすばらしいけど。そして最後の「白いタンポポの落下傘・・・・・・」曲名は忘れたけど、夢がある。◆◆◆◆◆ *夜のヒットスタジオでの「アジアの片隅で」は、異様に興奮した。1曲であれだけのインパクトを与えられるのは、拓郎だけにしかできないだろう。◆◆◆◆◆ *お父さんが超好きでおなかにいる頃から聴いてました。でも最近の拓郎を見るのはつらいです。◆◆◆◆◆ *タイトル曲「アジアの片隅で」以外とってもいい。◆◆◆◆◆ *新譜ジャーナルの投票でず〜と上位にランクされてました。◆◆◆◆◆ *73年以後、急速に失速していったフォーク・ミュージック、そして時代と音楽との接点。。。そんな中であえて時代に強烈に語り掛ける”アジアの片隅で” を引っさげて出したこのアルバムは、日本の音楽の系譜からすれば貴重なアルバムであるだろう。◆◆◆◆◆ *他の人がみ〜んな書いとるやんけ、いまさら何書けっちゅ〜の?子供の私の心にずーんと響いた一枚でした。◆◆◆◆◆ *拓郎に「岡本狂ったか〜l」と言わせた超ド級の作品「アジアの片隅で」は約20年が経過した現在でも何ら色あせず聴くことが出来る。アルバム自体に一貫性は弱いが、「いつも見ていたヒロシマ」「20才のワルツ」等、名作が込められていることも付け加えておきたい。◆◆◆◆◆ *レコード化された曲の中で一番好きな「アジア・・・」が入っている◆◆◆◆◆ *確か久しぶりに「岡本おさみ」と組んだんですよね。「夜のヒットスタジオ」で唄った姿が忘れられません◆◆◆◆◆ *やはり、岡本おさみ氏とのコンビは、最強でした。もう「アジアの片隅で」は、聞けないのだろうか?◆◆◆◆◆ *初めて買ったアルバムです。中学生の時でした。友人はTMに凝っていた頃でした。◆◆◆◆◆ *こんな力のこもったアルバムはなかなかない!◆◆◆◆◆ *初めて手にした拓郎のアルバム。「この歌をある人に」が好きです。◆◆◆◆◆ *「この歌をある人に」は、松本隆が作詞だったんだ。これ以降で、松本隆と組んだことはあったっけな?あまり記憶にありませんが・・・ - たくうき (2008年09月05日 00時30分55秒) *アルバムでは拓郎最後の名盤 - バレンティン (2013年09月16日 18時36分42秒) {{comment}}