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人間なんて

曲リスト

No 曲名 作詞作曲
1 人間なんて 作詞・作曲:吉田 拓郎
2 結婚しようよ 作詞・作曲:吉田 拓郎
3 ある雨の日の情景 作詞:伊庭 啓子/補作詞・作曲:吉田 拓郎
4 ワシらのフォーク村 作詞・作曲:吉田 拓郎
5 自殺の詩 作詞・作曲:吉田 拓郎
6 花嫁になる君に 作詞:岡本 おさみ/作曲:吉田 拓郎
7 たくろうチャン 作詞・作曲:吉田 拓郎
8 どうしてこんなに悲しいんだろう 作詞・作曲:吉田 拓郎
9 笑えさとりし人よ 作詞・作曲:吉田 拓郎
10 やっと気づいて 作詞・作曲:吉田 拓郎
11 川の流れの如く 作詞・作曲:吉田 拓郎
12 ふるさと 作詞・作曲:吉田 拓郎

データ

  • 1971/11/20初発売。拓郎25歳。
  • 2006/04/05 紙ジャケ仕様で復刻。
  • ジャケットは杉並区・堀の内の自宅マンションの階段?
  • エリックレコードからのオリジナルは2枚のみであり、これが最後のアルバムとなる。
  • #1「人間なんて」#2「結婚しようよ」は、有名と言う意味では拓郎が作った曲の中でずば抜けて有名である。ただ、この2曲とも拓郎本人が封印気味に扱っており、長い拓郎ライブ活動暦の中で歌われることは特別な時だけのようだ。その他の曲も後々までライブで取り上げられることが少なかったようである。
  • プロデューサーは拓郎。ディレクターに加藤和彦、木田高介。アレンジャーや参加ミュージシャンに小室等、遠藤賢司、松任谷正隆、林立夫(後にティン・パン・アレーに参加)、小原礼(後にサディスティック・ミカ・バンドに加入)等、豪華なメンバーを起用している。アレンジは誰がどの曲を手がけたのかは不明。
  • #1「人間なんて」はフェードアウトして1分59秒で終わってしまう。中津川フォークジャンボリーでは2時間近く歌い続けているし、ライブアルバム「TOUR79」でもシングルレコード両面に10分近いバージョンが収められていた。歌詞はその時々で違う。それらに比べると実にあっさりとしている。
  • このアルバムはエリックレコードからのリリースであるが、#2「結婚しようよ」はシングルとしてはCBSソニーからのリリースだった(1972年1月)。オリコンチャート3位を記録し、40万枚以上を売る大ヒットとなった。この年6月に結婚した四角佳子のことを歌っていると推測される。
  • #3「ある雨の日の情景」は、シングル盤の「結婚しようよ」のB面。1970年代はライブでもよく取り上げられている。作詞の伊庭啓子はアルバム「伽草子」の「春の風が吹いていたら」、アルバム「たくろう・オン・ステージ・第2集」の「わたしが生まれた時」でも作詞(前者では作曲も)をしている。拓郎がオリジナルアルバムで作曲を任せているのは珍しい。伊庭啓子は四角佳子ではないかという説もあるが、広島在住の主婦であると、四角佳子自身がブログで2007年に再会した様子を綴っている。
  • #6「花嫁になる君に」の作詩は岡本おさみで、拓郎と初めてコンビを組んだ作品。
  • #7「たくろうチャン」の陽気なハーモニカは遠藤賢司。
  • #8「どうしてこんなに悲しいんだろう」はアルバム「明日に向かって走れ」にも収録されている。拓郎のオリジナルアルバム同士で曲がダブっているのはこれと「シンシア」「祭りのあと」「今日までそして明日から」「君のスピードで」。(「Live'73」をオリジナルと捕らえると違ってくるが・・・)
  • #12「ふるさと」は、周囲の声などを拾っており、ボブディラン「雨の日の女」に雰囲気的に似ている。木田高介グループにフォーク村を加えてわいわいと演奏している様子をそのまま録音している。

レビュー

お名前が「◆◆◆◆◆」は、ずっと昔のHPにコメント頂いたものです。

  • あの頃私はあの拓郎の歌声に何度も慰められました◆◆◆◆◆
  • 中学2年か3年の時初めて「LP」レコードというものを買った。だが、買ったはいいが「ステレオ」がなかったので友達のところで聞いた。特に「ある雨の日の情景」は名曲であると思います。ミニバンドとのコンビネーションが絶妙!◆◆◆◆◆
  • 「どうしてこんなに悲しんだろう」は日本の音楽史に残る名曲だと思います。この頃の「よしだたくろう」の声はなんて若々しいのでしょう。28年前に聞いた時の感動は今も忘れません。自殺の詩のけだるさにも同調した気がします。あの川の流れの如くをヘッドフォンで聞きながら一緒に歌うと音がとれず、家族のものから「何お経みたいな曲うたっているんだ。」と怒られたものです。◆◆◆◆◆
  • 早く大人になり拓郎のメッセージを理解できるようになりたいと思ってたあの頃。そして今、色々な壁にブチ当たるとしらないうちにメッセージを口ずさみみ涙する。拓郎さんって!すごい!!◆◆◆◆◆
  • らららららららら そうです人間なんてらららです◆◆◆◆◆
  • コメントなんか要らない。◆◆◆◆◆
  • 人生を変えた。◆◆◆◆◆
  • お茶目でしょう?◆◆◆◆◆
  • 加藤和彦のアレンジと今は亡き、木田高介のアレンジが絶妙のバランスを持って、アルバムとして完成されていると思う。特に花嫁になる君には私にとっての??です。◆◆◆◆◆
  • A面1曲目のあのイントロと同じ音がほしくてギブソンJ−45(58年、タクロー色)を買ってしまった。あれから僕のギターコレクター人生がスタートしてしまった。◆◆◆◆◆
お名前: コメント:

最終更新時間:2008年09月27日 09時15分34秒