トップ 新規 編集 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

大いなる人

曲リスト

No 曲名 作詞作曲 編曲
1 あの娘に逢えたら 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
2 未来 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
3 カンパリソーダとフライドポテト 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
4 アン・ドゥ・トロワ(ばいばいキャンディーズ) 作詞:喜多条 忠/作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
5 乱行 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
6 悲しい気持ちで 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
7 おいでよ 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
8 あなたを愛して 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂
9 大いなる 作詞・作曲:吉田 拓郎 吉田拓郎
10 歌にはならないけど 作詞・作曲:吉田 拓郎 鈴木茂

データ

  • 1977年11月25日発売。拓郎31歳。
  • フォーライフレコード第二弾のアルバム。
  • フォーライフレコードの社長に就任して初めてリリースした作品。
  • 大いなる人」の中で広く知られている曲はキャンディーズへの提供曲#4「アン・ドゥ・トロワ(ばいばいキャンディーズ)」ぐらいで、シングルカットされた#3以下、どの曲も知名度は高くない。コンサートで取り上げられることも少ない。この曲はキャンディーズの引退に絡んで、キャンディーズ最後の曲になるはずであったが、この曲の後も2枚のシングルを出している。ちなみにキャンディーズ最後のシングルは「微笑み返し」。おそらく事務所が引退を引き伸ばしたのでしょう。
  • #4「アン・ドゥ・トロワ(ばいばいキャンディーズ)」の作詞以外は、全曲拓郎が作詞作曲。 次のオリジナルアルバム「ローリング30」では松本隆に作詞を依頼し、2曲のみしか作詞していないことと比較すると興味深い。
  • ちなみに、オリジナルアルバムで全曲作詞作曲であるのは「青春の唄」「マラソン」「情熱 」「FOREVER YOUNG 」「ひまわり 」である。「俺が愛した馬鹿 」では#1が加藤和彦作曲、「マッチベター 」では、#2「眠れない夜 」が泉谷しげるのカバーである。
  • 前とその前のアルバムに1人目の四角佳子夫人との別れを描いているかのような雰囲気があるのと対照的に、このアルバムは時期的に、2人目の浅田美代子夫人について書いたのではないかと思われる曲が#3「カンパリソーダとフライドポテト」の他、数曲ありそう。
  • #3「カンパリソーダとフライドポテト」のカンパリソーダが都会的な美代子元夫人、フライドポテトが田舎者の拓郎を指しているという。
  • 元はっぴぃえんどの鈴木茂のアレンジの影響もあり、全体的にメロウ。そしてブラック。拓郎の低音の魅力がひきたつような渋い目のアレンジ。
  • #9「大いなる」は引き語りで、拓郎のアレンジであるが、その他は全て鈴木茂による。
  • 元はっぴぃえんどの松本隆とは次のアルバム「ローリング30」で全面的に作詞を依頼している。*元はっぴぃえんどの大滝詠一とは接点があったのか?(拓郎は「恋するカレン」を気に入っていたみたいで、2週間連続でオールナイトニッポンの冒頭でいきなり流していた)
  • 同時期に泉谷しげるは「光石の巨人」というタイトルのアルバムを出している。拓郎・泉谷ともに意図的に豪快なタイトルを掲げたらしい。
  • 全体的に、それまでの激しさが色あせていて、マイルドになったと評されたこともあった。
  • #8「あなたを愛して」はBUZZ(バズ)がシングルで発表。
  • トリビュートアルバムで#9「大いなる」がジェイク島袋によってカバーされている。この地味なアルバムからこの短い曲が選ばれた理由は?
  • Musicians

Drums 島村英二
Electric Bass 田中章弘/平野融
Electric Guitar/Dobro 鈴木茂
Acoustic Guitar/Banjo 常富善雄
Steel Guitar 駒沢宏季 (裕城)
Acoustic Guitar/Harmonica/Percussions 吉田拓郎
Acoustic Piano/Electric Piano /Cembalo /Synthesizer/Hammond Organ/Clarinet /Mellotron 山田秀俊
Hammond Organ/Mandolin 松任谷正隆
Percussion 斉藤ノブ /浜口茂外也
Alto Sax ジェイク・H・コンセプション
Trombone 新井英治
Kena 小出道也
Harp 山川恵子
Chorus 陣山俊一/Oils
Strings トマトグループ
Brass Section First Music Group

レビュー

お名前が「◆◆◆◆◆」は、ずっと昔のHPにコメント頂いたものです。

  • アルバム全体のくつろいだ感じが好き。◆◆◆◆◆
  • このリラックス感が心地よい、歌詞の完成度も高い、拓郎のアルバムの中でも誰も評価してくれない不遇の傑作!隠れた名盤!再評価を望む。◆◆◆◆◆
  • 高2で発売。別れた彼女とヨリを戻そうと、放課後、話しこんでいたら、二人とも喫煙を先生に見つけられて停学。親も呼び出されたので、もちろん破局。「おいでよ」で泣きました。◆◆◆◆◆
  • 「夜」の雰囲気がとてもいいですね。拓郎の低音の魅力が発揮された素晴らしいアルバムだと思います。あまりよい評価をもらえていないみたいですが、鈴木茂の起用によって統一感もあり、黒く、渋い。当時のムードもよく盛り込まれていると思います。素晴らしいアルバムなのではないかと思います。 - redu06 (2008年08月29日 11時05分14秒)
お名前: コメント:

最終更新時間:2009年11月02日 01時12分05秒